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噂の女、キヨメ

「別にウチの彼氏とヤッてもよかったんスけどね」

美人女性がベッドの上でそう語る。

先週の事である。

私は先週まで山手線内にある某シェアハウスにいた。

そして私がお世話になっていたお部屋の住人が男性で、

その男性の彼女が私にそう言ったのである。

私はその男性とセックスしなかった。

その男性はよくモテており、複数の女性と関係を重ねていることを彼女は知っていた。

だから、「え、一晩も私の男と同じ屋根の下にいたのに、珍しい子ね」

という話になったのだ。

なぜ私はセックスをしなかったのだろう。

あのナンパ事件を思い出せば、ねぇ、セックスの一つや二つぐらいしておけばよかったと。



私はわりと宗教を信じてしまう方で、

来週、つまり今日、お墓参りの日なのだが、

清い身体で行った方が供養になるのではないかと考えていたのだ。

その話を彼女に伝えたら、その瞬間から私のニックネームは

キヨメ

になったのだ(笑)

もう笑い話にしかならないであろう。

キヨメとは私の事である。




その後、私は横浜にある寿町に行った。

昨日、ある学生から山谷の話を聞き、

今回の上京で山谷に行こうとしていた。

しかし寿町の方が近い事を知り、

一人でほっつき歩いていた。

張り巡らされた電線、風通しの悪い立地条件、均質なアパート。

でもあり得ないほどの異国という感じではなかった。

郵便局のバイクも、佐川急便のトラックも止まってたし、保育園もあった。

社会から断絶されているわけではない。

しかし、そこで歩いている人は、違うように見えた。

全体的にビビッドカラーでコーディネートする女性。

無彩色の男性。

流動性が少なく、土地に何か独特な力みたいなものを感じた。

ただ、私が勝手に想像するに、

ここに住んでいる人は、様々な事情はあれど、現在の生活を今すぐにどうにかしなきゃいけないとかは、思ってないかもしれないということ。

私のような、夜の仕事を転々とするだけの、フリーター社会不適合者は、もしギリギリ死ぬかもってとき、ここに来るかもしれないと思った。

社会から断絶されているわけではないから、私の将来はあり得る話だと思った。

高見の見物の立場では全く見ていなかった自分に気付く。
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