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高度経済成長の検証 その1

 私は,高度経済成長期をよくわからないままに「戦後の国内高度経済成長は世界に大きな影響を及ぼした」という認識パターンですべてをわかってしまう気になるのは,大きな危険を犯しているのではないか,という仮説の検証をしたい。

 「グローバル」「心理変容」「高度成長」は,なんだが全てを語れているようで,また大きな可能性を秘めているようで,しかし何も語れていないマジックワードとして名高い。
 しかし私は,経済学部生とよく議論はするが経済学徒でも何でもないので,仮説の検証と言っても雑多な話しかできないし,情報を手に入れる方法も無い(年末なので)。しかし,やらないよりはマシなので,できるだけ学者のブログやありあわせの文献でどうにかして書くことにする。

 まず,国内における戦後の高度経済成長期とは何だったのかを確認してみる。
日本経済が飛躍的に成長を遂げた時期は、1954年12月から1973年11月までの19年間である。
第二次世界大戦においてアメリカやイギリスをはじめとする連合国軍に敗北し、朝鮮半島や満州などの植民地(①)を喪失した上に、敗北による経済活動の荒廃や混乱を経た上でも、日本は焼け野原の中から奇跡的に復興した。1940年代後半に発生した食糧危機の影響により経済状況が一時悪化するが、1950年の朝鮮戦争特需により1953年後半ごろには第二次世界大戦前の水準に復興した。1955年から1973年の高度経済成長期の間は年平均10%以上の経済成長を達成した。財閥系企業が立ち直ったのもこのころだと言われる。

この経済成長の要因は、高い教育水準を背景に良質で安い労働力、第二次世界大戦前より軍需生産のために官民一体となり発達した技術力、余剰農業労働力の活用、高い貯蓄率(投資の源泉)(②)、輸出に有利な円安相場(固定相場制1ドル=360円)(③)、消費意欲の拡大、安価な石油、安定した投資資金を融通する間接金融の護送船団方式、管理されたケインズ経済政策としての所得倍増計画、政府の設備投資促進策による工業用地などの造成が挙げられる。
この驚異的な経済成長への憧憬や敬意から日本を手本とする国まで現れた(マレーシアにおけるルックイースト政策など)。

 ここから,一つひとつ検証していきたい。

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